加古里子の自著の解説が難しい件

加古先生の代表作であるかみなりちゃん

(参考)
http://picturebookreview.at.webry.info/201308/article_3.html

不思議ワールド全開で、色々な解釈を誘う中、絵本の最後に作者自ら記す解説が掲載されています。今日は、こちらを紹介してみたいと思います

解説は、カミナリがフランクリンによって雲の中で発生した静電気である、という豆知識の紹介から始まります。さすが!東京大学工学部出身、加古先生!言うことがいちいちインテリ!


返す刀で「しかし」という接続詞でつなぐ、「大昔の人は大体の民族で天神の怒りや怪獣の叫び声だと思ってました」という民俗学も披露されます。

その後、だるまちゃんが日本の現代っ子の代表として描かれ、かみなりちゃんは遠い異国の未来の姿を託しているという衝撃の事実が明かされます。そこから、「したがって」という接続詞で始まる「かみなりちゃんが裸であることは必然です」という宣言と、整備された未来社会を描きました、となかなか凡人には理解し難い主張ですが、どうやら進化の過程でドンドン服を脱いで行くようです。

一体、かみなりちゃんが裸であることに何か物言いでもついたんでしょうか。。。。。



そう言えば、最近、あまりヘアヌードって見ないですね


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さて、話を戻して、加古先生の自己解説の中で、作品中の超文明なオブジェクトの名前が紹介されています。ちなみに、あのキントウンっぽいかみなりちゃんのオヤジが乗っていた乗り物は雲車(ウンカー)と言うそうです。加えて、電車っぽいのは雷車(ライカー)です。これらは雷エネルギーをアンテナ?で受けて動きます。何ともエコロジー&ファンタジー!!


自分はあまり未来を感じませんでしたが、コンベアで食事を運んでくる仕組みとかプールの圧着工法も、加古先生は注目せよ、とおっしゃいます

そして、このカミナリワールドでありとあらゆるものが、二本の角をインスパイアさせられるデザインとなっている理由も明かされます。。。。

過去の未開の時代を忘れないため

との事です。色々と奥が深いですね。絵本の本文からは一ミリも読み取れませんが、「作者のことば」に救われますね


絵本は「作者のことば」までが絵本です


ということで、絵本の最後のページまで愉しんでみてはいかがでしょうか?

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